『真田ナオキ』さんが演歌歌手を目指したきっかけは東日本大震災。特徴的な声と道のりについて調査。

真田ナオキ 音楽
Naoki Sanada

独特な歌声でファンを魅了する、演歌歌手の真田ナオキ(さなだ・なおき)さん。

真田さんは爽やかイケメンな方です。

しかし、見た目とは異なり野太いハスキーボイスの持ち主です。

唸る!ダミる!吠える!ような声。

この声は「ノックアウトボイス」とも言われています。

今回は、真田さんの歌手を目指したきっかけや声の秘密について調査します。

この記事でわかること

  • 真田ナオキさんのプロフィール
  • 歌手を目指したきっかけは東日本大震災。歌が持つ力に魅了されたから
  • ノックアウトボイスは自ら声を潰したから
  • デビューのきっかけは吉 幾三との出会い
  • 歌手として売れるまでの道のり

以上まとめていきます。

プロフィール

引用元:Xより
真田ナオキ
  • 生年月日 :1989年12月22日
  • 出身地  :埼玉県さいたま市
  • 血液型  :O型
  • スポーツ :空手初段(極真空手道連盟極真会館)
          野球(日本選抜選出)
  • 趣味   :野球(ヤクルトスワローズ大ファン)
          競走馬観覧

真田さんのキャッチフレーズは「恋する確率100% ノックアウトボイス!」です。

真田さんのファンの声はこちら

引用元:https://x.com/mamiccho_NAOKI/status/1724040897112015320
引用元:https://x.com/futurehopeful1/status/1728383618639364141

その歌声でファンを魅了しています。

歌手を目指したきっかけ

小学校の時には、野球や空手を行っていたスポーツ少年の真田さん。

特に野球の腕前はピカ一で、少年野球日本選抜に選ばれる才能の持ち主でした。

しかし、小学5年生の頃に肘を痛めてしまい、大好きな野球を諦めざるを得なくなりなりました。

その後もスポーツが好きで、ゴルフやボクシング等他の運動を行っていました。

演歌歌手を目指したぐらいなので、音楽の成績が良かったのかと思いきや…。

音楽の通知表は5段階中まさかの”1”

音楽はめっぽう苦手な少年でした。

音楽が苦手だったのに、真田さんはなぜ音楽の世界に飛び込んだのでしょう?

中学卒業後、建築業に就いていた真田さん。

2011年に転機が訪れました。

きっかけは東日本大震災です。

震災で「自分のちっぽけさ」を感じていた真田さん。

たまたまテレビで、被災者に向けて歌い元気を与えてる臼澤みさきさんの映像に心が揺れました。

臼澤みさきさんについて
  • 岩手県大槌町出身の民謡歌手
  • 小学3年生の頃から民謡を学ぶ
  • 小学6年生の頃、震災を経験
  • 震災後は避難所を訪問し、民謡で被災者らを励ましていた
  • 現在 結婚出産のため歌手を引退

その時に、自らの心が動かされ歌が持つ力に魅了された真田さん。

自身も「聞く人の心を動かせるような歌を歌いたい」と思い、歌手の道を目指すこととなりました。

ノックアウトボイス獲得秘話

歌手を目指し、民謡教室に通い始めた真田さん。

その道のりは簡単ではありませんでした。

当時は歌が下手で「才能がない」と言われていました。

野球で好成績を残していた真田さんが、初めての『できない』ことに燃えました。

少年のような声だったため、演歌が似合う声にしたいと考えた真田さん。

声に特徴を作るために自らの声を潰す行動に出ました。

それが…

  • 海岸で叫ぶ
  • カラオケで大声で歌う
  • 唐辛子をおやつがわりに食べる
  • 日本酒でうがいし酒焼け状態にする

これらの荒々しい行動を5年間も続けました。

そしてついに真田さんのハスキーボイスの代名詞『ノックアウトボイス』を手に入れました。

ちなみに、真田さんはお酒が全く飲めず一口飲むだけで朝まで寝てしまいます。

そのため、お酒は飲まずうがいだけで留めていたそうです。

吉 幾三師匠との出会い

引用元:https://x.com/SportsHochi/status/1673933006749458435

歌手になると決めてからは、勤めていた会社を退職。

しかし、歌手を目指すもなかなかうまくいかず月日だけが経ちました。

何度も諦めかけたましたが、踏み止まり努力をし続けました。

2015年のある日、転機が訪れます。

知人に連れられた食事の席になんと演歌歌手の吉幾三さんがいたのです。

吉さんの目の前で歌を披露した真田さん。

すると吉さんはこう言ってくれました。

「面白い声だな。弟子になれ」

これが現在の師匠「吉 幾三」との出会いです。

その後、吉幾三さんに弟子入り。

2016年に、念願の歌手デビューを果たしました。

歌手として売れるまでの道のり

吉さんに弟子入りしましたが、その後はなかなか仕事がありませんでした。

地道に飛び込みで飲食店で歌い続けた真田さん。

コツコツ積み上げてきた苦労が実り、次第に店からオファーが来るようになりました。

大きなショッピングモールなどで歌う機会が増え、お客さんも増えていきました。

2020年1月についにメジャーリリース第1弾シングルを発売。

自身初のオリコン週間シングル演歌歌謡ランキング1位を獲得しました。

しかし、残念なことに新型コロナウイルスの感染拡大と重なりその後コンサートが開催できませんでした。

「今こそ歌が必要だというときに何もできず、心が折れそうでした」

とその時の心境を語っています。

心が折れなかったのは、今できることを考え、実行したからだとも言います。

真田さんは、届いた全てのファンレターに返事を書きました。

また、ライブ配信を行うなどファンとのつながりを大切にし、その絆を強めました。

その年末には、日本レコード大賞 最優秀新人賞を受賞しています。

真田さんの努力が報われた日となりました。

さいごに

以上、真田さんのことについてまとめました。

現在は活動の幅を広げコンサート、ラジオ出演、テレビ出演などを果たしています。

今後の真田さんの活躍に注目です。

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